17人の書き手が自らの「身体」と向き合って記す、生きるためのリレーエッセイ。
ファッション雑誌で紹介されていて、装丁が素敵で、何となく図書館で借りてみました。
まず、なんとなく読む本ではありませんでした笑
エッセイなので恐らく、全て実体験によるものかと思いますが、痴漢、レイプなどの描写が生々しく辛くなりました。
有名な作家さん方が書かれているので、納得ですが。(何様)
妊娠に伴う心の不安定さや、セックスについてなど、女性の身体にまつわる幅広いエッセイ集。
痴漢されても声を上げられず、だんだん麻痺してくるというお話も衝撃的でした。
私はどんだけ平和な世界で生きてきたんだろうと、改めてありがたく感じました。
こどもを授かる方の身体もそうでない方の身体も、やっぱり女性の身体はすごく神秘的。
月の満ち欠けによって、気分が左右されたり、月経があったり。
毎月毎月、億劫だと感じる月経も、当たり前ですが全て意味があって。
数ヶ月前から低容量ピルの服用をやめました。
経血量が多く、PMS(特に気分の落ち込みやイライラ)がひどかったため服用を始めたのですが、
敬愛するハーブの先生から
「いつか子どもを授かりたいのであれば、ピルを継続的に服用するのはお勧めしない。」とご助言いただき、
ピルをやめ、ハーブティーを飲み始めました。
毎日水の代わりに約2Lのハーブティーを飲み続けたところ、2ヶ月くらいで多かった経血量が適量になり、
PMSもだいぶマシになりました。個人差があるので一概には言えませんが、私には合っていたんだと思います。
お話が脱線してしまいましたが、
薬だけに頼り過ぎない、身体によろしくないものは食べない、身体を温める、きちんとケアする
しっかり自分の身体を愛でてあげることが心にも身体にも大切なんだなとしみじみ。
なかなかショッキングな内容でしたが、色々考えさせられる内容でした。
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