立ち寄った図書館で、たまたま目に入って借りてみました。
厚切りジェイソンさんは、17歳でミシガン州立大学に飛び級で入学し、イリノイ大学大学院でコンピューターサイエンスの修士課程を修了。
現在はIT企業の役員を務める傍ら、お笑い芸人としても活躍する異色の経歴を持ちます。バラエティや情報番組などで幅広く活動しています。
ジェイソンさんは「Why Japanese people?!」のネタで一躍有名となりバラエティ番組でのイメージが強かったのですが、
著書を読んで驚きました。とても秀才でIT企業の役員さんだったとは。。。前職ではデータサイエンティストのお仕事もされていたそうです。
なかなか強気なタイトルでしたが、読んでみると考えさせられる内容が盛りだくさんでした。
気になった点は以下の通りです。
・今あなたが稼ぐことができていないのは、物価高騰や世界情勢のせいではなく、あなたが「できること」と「世の中に必要とされておること」つまり資本主義の基本を見過ごしてしまったからなんだ。
・「やりがい」といういかにも自分が成長できそうな言葉を使って会社があなたのスキルを安く使っているということに気がつかないとお金を稼ぐことはできない。
・「好きなこと」「できること」「世の中に必要とされていること」のバランスを保つ。
「できること」は一般的な水準ではだめ。
・一つの能力に秀でることができなくても、いくつかの能力を掛け合わせれば一つの能力でトップに立った人と同じ立場になることは可能。
・お金を稼ぐ力をつける方法
①論理的思考力をつける ②実践力を養う ③世の中で必要とされていることを見つける
④自分にしかできないことを見つける ⑤自分の価値を売り込むために交渉する ⑥無駄をなくす
⑦失敗しても切り替える ⑧成長スピードを重視する
・プログラミング思考を育むにはMITが無料で公開している学習ソフト「Scratch」がおすすめ。
・どう思われるかより実際どうなるか、の方が大事!
会社や相手が期待している以上のことを掲示すれば会社側も興味を示してくれる。
・仕事で何かを判断するときは、整理をする意味も込めて、すべて事前に数字に書き出して確認する。
・履歴書に書く場合、正式なチームリーダーでなかったとしてもリーダーシップをとって仕事をしていた部分があるなら、
「◯◯の分野でリードしていました。」と書けばいい。少し大きく自己アピールしない限り、あなたは誰かと同じ存在になってしまうし、取り替えのきく人間だと思われてしまう。
できなくてもできる自信が少しでもあるなら「できる」と言う。ある程度ベースがあるなら思い切って環境に飛び込んだ方ができるようになる。
そうすることで実践力がつく。
・隙間時間にポッドキャストを聞く。日経やMarket Placeがおすすめ。
・Yahoo!ニュースの経済タブを見るようにする。
日本の媒体のみだと日本の情報しか入ってこないので、アメリカのYahoo!のFinance欄をチェックしてみる。
・経済学的には需要が高いけど、供給が少ないものは自然と高値がつく。
自分は「会社員としてどんどん成長していく」と言うことが苦しくなってしまった人間なので、
会社員は続けつつも副業や本業以外で自分の強みやできることを増やしていこうと思いました。
自分の仕事をどんどん効率化して、工数削減できてもまた新しい仕事が降ってきたり、振られたりして
結局仕事は減らない。その割に給料は上がらないので、「頑張り損だな。」とずっと思ってきました。
この本にも書かれていましたが、上司や評価者へ交渉すると言うことはとても重要ですね。
私は今まで交渉やアピールをしてこなかったので、受け身にならず自分から交渉する習慣をつけないといけないですね。

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