こんまりこと、近藤麻理恵さんとスコット・ソネンシェインさんの共著。
たまたま図書館で見つけて借りてみました。
私は自分のデスク上には極力ものを置きたくないタイプなので、
この本を読んでデスクやオフィスをきれいに保つことがいかに重要か再認識されました。
かつて働いていた職場では、デスク汚い人多くいましたね。。。
バッグを机に上に置いたり、いつ食べたかわからないお菓子のゴミがそのまま。。。
そこに書類等が紛れているので「汚いな」と心の中で思っていました。
確かにデスクが汚い人で仕事ができる人はいらっしゃらなかったように思えます。
自己管理ができない人が仕事ができるわけがないですもんね。
この本を読んで気になった点は以下の通りです。
・ワークスペースの片付けにおいて残すべきものの基準
「まっすぐときめき」
それ自体にときめきを感じるもの
「機能的ときめき」
機能の面で役に立つもの
「未来のときめき」
あなたのときめく未来につながっているもの
・こんまりメソッドにおいて大事なのは片付けの順番
お家を片付ける場合は「衣類、本、書類、小物、思い出品」の順番
ワークスペースを片付ける場合は「本、書類、小物、思い出品」
そのカテゴリーに該当するものを収納から全て出し、1カ所に集めることから始める
・書類の片付けについて
「未処理の書類」「保存義務のある書類」「その他保存していきたい書類」に分類する
・会議を片付ける
会議へ出るべきかどうかよく考えて必要がないと思えば丁寧に断る。
招集者が上司なら、会議の大まかな目的、当面の議題を確認する
それでも内容が自分の仕事に役立つかどうか疑問に残るようなら、
この会議を成功させるために私はどんな貢献ができるか?
この会議のためにどんな準備をすればいいか?
を尋ねる。
たくさんの会議に出たからといって有能にはなれない
・オフィスに出社してまずデスクの掃除をする
ガーゼのふきんでラップトップ、マウス、デスクなどを吹きながら「今日もいい仕事ができますように」と気持ちを込めながらふきふき。
・「仕事が片付いている人」は常に今何をするべきかが明確でタスクを滞りなくサクサクとこなし、メリハリを持ってときめきながら働いている状態
・著者はマネージャーである夫と二週間ごとに1時間ほど時間を取り、
なぜ自分は働いているのか?
仕事を通じてどんな未来を実現していきたいのか?
理想の働き方はどんな働き方のなのか?
を考え、その上で今あるタスクの優先順位を明確にしている。
1日ごとでは毎朝10分、その優先順位をもとにその日やるべきタスクを決めてから仕事に取り掛かる。
そしてしっかり振り返って改善する。
生産的ではない80の仕事を減らし、生産的な20の仕事に集中するという「80:20の法則」を適応。
必要のない仕事はどんどん減らしていく。
・仕事の優先順位だけでなく、「誰と時間を過ごすか」と言う優先順位も徹底に明確化。
・仕事の片付け法
①現状を把握する 1年分の年間スケジュールを書き出す
②プロジェクトの優先順位を考え、それぞれにかける時間を決める
③タスクに落とし込む
ワークスペースの片付けのみではなく、仕事に取り組む上での心構えや準備についても記載されており、とても勉強になりました。
何事も目的意識がないといずれ苦しくなってしまうのが人間だと思います。
自分の目標や目的を再認識し、タスクに落とし込んで毎日ちょっとずつ積み重ねていくことが大切なんですね。

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